こんにちは、サイサイです。
AGA(男性型脱毛症)にはタイプがあることをあなたは知っていますか?
街行く薄毛の人を見ると分かると思いますが、人それぞれハゲ方には違いがあると思いませんか?
なぜ同じようにハゲないのか?
人によってハゲる箇所が違うのはなぜか?
この記事ではAGAのタイプとタイプ別の原因と対処法を解説していきます!
1. AGAにはタイプがある!
冒頭でも触れましたがAGAにはタイプがあります。
これはAGAになった実際の人からの症例に基づきパターンを作成したもので『ハミルトン・ノーウッド分類』と呼びます。
下記の図はタイプ別に分類されたものになります。
この分類は I型からⅦ型まであり進行状態によって分けられます。
図からも分かるように頭頂部から発症するタイプと前頭部から発症するタイプでそれぞれ段階的に分けられています。
タイプが分かれる主な要因は遺伝や体質が大きく関わっておりタイプによって対処法も異なってきます。
そしてこのタイプ別は上から見るとアルファベットの形に似ていることから英文字で表されています。
それでは次に薄毛のタイプとタイプ別の対処方法を詳しく見ていきましょう!
1-1. M字型タイプ
額の生え際(剃り込み部分)から徐々に薄くなっていき頭頂部へ向けて進行していくタイプです。
アルファベットのMのように見えることからM字タイプと呼ばれます。
正面からでも分かりやすいので鏡に写った時に自分で気づくことも多いです。
AGAを引き起こす原因となる5αリダクターゼが前頭部に多いことから引き起こされます。
1-2. O字型タイプ
頭頂部(つむじ周辺)から進行していくタイプです。上から見た時アルファベットのOに見えることからO字型タイプと呼ばれます。
自分では見えにくい箇所なので、なかなか気づくことがないため他人から指摘されて気づくことも少なくありません。
原因は5αリダクターゼが頭頂部に多いことから起こりやすいと言えます。
1-3. U字型タイプ
額の後退の進行と頭頂部の進行が重なり繋がってしまった状態を指します。
側頭部と後頭部の毛髪だけが残り、上から見るとアルファベットのU字に見えることからそう呼ばれます。
男性ホルモンの影響を受けやすい体質の方が発症しやすいケースとなります。
原因は5αリダクターゼが前頭部と頭頂部の両方に多く男性ホルモン(DHT)の感受性が高いことから起こりやすいと言えます。
2. タイプ別のAGA対処法
さて、それではこれらのハゲにはどのような対処をすれば良いのでしょうか。
それぞれタイプ別の薄毛対策と治療法を解説していきます。
2-1. M字型の対処方法
- 治療薬(プロペシア)の服用
- ミノキシジルタブレットの服用
- 頭皮マッサージ
- 生活習慣の改善
M字型の進行にはAGA治療薬(プロペシア)の処方が有効的です。
額の生え際からの進行は自分でも気づきやすいですが、気づいた時点では既に進行している状態です。
一度後退し始めるとなかなか発毛は期待できないのでプロペシアなどの治療薬で進行を抑制するのが一番効果的です。
額の後退はミノキシジル配合の発毛剤が効きにくい特徴があります。しかし諦めることはありません。ミノキシジルの内服薬(ミノキシジルタブレット)でしたらM字ハゲにも効果が期待されます。しかも口径薬なので内側から発毛を促進するため液状の塗布するタイプよりも有効的と言えます。
頭皮マッサージも有効な手段と言えます。髪の成長には血液から送られる栄養が必須です。頭皮マッサージで頭皮の血行を促進し栄養が行き届くようにしてあげることが大事です。一日5分ほどでもよいのでゆっくり優しくマッサージしてみましょう。できれば入浴後の血行が良くなっている時に行うとより効果的です。
生活習慣の改善も見直してみましょう。特に気をつけたいのは睡眠時間と食生活です。
油っこい料理ばかりを食べていると血液がドロドロになり血流が滞り必要な栄養が行き渡らない可能性もでてくるからです。油料理を控える必要はありませんが野菜もしっかりと食べ栄養バランスをしっかり保ちましょう。
そして良質な睡眠も大事です。睡眠不足はストレスの原因にもなり血流が悪くなります。毛根への栄養を阻害しないよう十分な睡眠時間をとりましょう。
このようにAGAはこれ以上の進行を抑えることが重要となってきます。
2-2. O字型の対処方法
- 治療薬(プロペシア)の服用
- 発毛剤(ミノキシジル)の使用
- 頭皮マッサージ
- 生活習慣の改善
O字型の治療にはやはりプロペシア錠の治療薬が有効的です。
それに加え頭頂部のハゲにはミノキシジルなどの塗布する発毛剤も効果が期待されています。
薄毛の進行を抑制するプロペシアと発毛を促進するミノキシジルの双方での治療がおすすめです。
守り(プロペシア)と攻め(ミノキシジル)によるAGA対策をしましょう。
頭頂部も頭皮マッサージは有効な対策と言えます。また頭頂部は前頭部(M字ハゲ)より比較的血流の改善がしやすくなっています。
生活習慣の改善も重要です。M字ハゲと同様に意識したいのは食生活の改善と十分な睡眠時間です。
しっかりと見直し、栄養摂取と血流改善を心がけましょう。
外部からと内部からでしっかりと対策していきましょう。
2-2. U字型の対処方法
- 治療薬(プロペシア)の服用
- ミノキシジルタブレットの服用
- 頭皮マッサージ
- 生活習慣の改善
U字型タイプはAGAの原因とも言える5αリダクターゼの生成量と男性ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)の感受性がより強いと言えます。
と言うことは治療薬であるプロペシアは男性ホルモン(DHT)の生成を抑制するのに効果的なのでより効果が期待できる可能性が高いと言えます。
ミノキシジルの塗布は頭頂部への期待は有効的です。しかし、あまりにも進行がひどいと満足のいく結果までは難しいかもしれません。ということはやはり口径薬のミノキシジルタブレットの服用が効果的です。
いずれにしても、これらは気になり出したらすぐ早めの使用をおすすめします。
2-3. すべてのタイプに共通して言えること!
これはすべてのタイプの対処法で共通して言えることは、まずはAGAクリニックなどの専門機関へ受診することです。
プロペシア錠やミノキシジルタブレットは医薬品のため医師の処方がなければ服用できません。
クリニックへの受診は薬の処方ももちろんですが、AGAのプロが薄毛への悩み解決やアドバイスもしっかりとしてくれるため1人で悩んでいいるより明らかに改善率が高いと言えます。
AGA対策としてまずはクリニックの受診を検討してみて下さい。
3. AGAは時間との勝負!迷っている時間がもったいない
まとめの章です。
AGAのタイプには3種類あると述べましたが、これらはいずれにしてもAGAクリニックの受診がまずは重要な対策法と言えます。
生活習慣の改善や頭皮マッサージも育毛の基本としては勿論とても大事なことです。
ですが薄毛にも個人差があるように万人に有効な対策とは限りません。軽度な症状であればこれらの生活習慣の見直しで改善される方もいるでしょう。しかし進行が早い場合はそれだけでは抑制するのは難しいのが現状です。
治療薬の服用はどのタイプのハゲにも効果的であることが認められているため、やはり1番のAGA対策と言えます。
AGAは進行形です。残念ながらいくら悩んでも解決はせず薄毛は酷くなるばかりです。
あなたの大切な髪の毛を守るため、少しでも早い対処を心掛けましょう。