AGA

AGAとは?男性がハゲる理由を解説!!

とし
とし
こんにちは、サイサイです。


AGAと向き合って12年の僕が男性がハゲしてまうメカニズムを解説します。

AGA

あなたはこの言葉を聞いたことがありますか?

最近ではテレビCMでも流れているので聞いたことがある人は多いと思います。

AGAとはAndrogenetic Alopeciaの略で男性型脱毛症のことを言い、男性は40代で約3割、50代以降で4割以上の人が抜け毛や薄毛で悩むと言われています。

しかし更にその中で10代後半~20代の早いうちに発症する人は1割、また30代では2割の人でAGAを発症してしまう方もいます。

いわゆる若ハゲってやつです。

悲しいことに僕も20代後半から抜け毛に悩まされたので1割に入ってしまいました。
とし
とし

一般的にはその年齢はまだまだ髪も成長していくはずなのに何故男性は薄毛に悩まされるのでしょうか?

その理由には男性特有のホルモンと深い関係があるのです。

この記事では20代から抜け毛に悩んで以来12年、抜け毛と向き合ってきた僕が徹底的に調べた男性型脱毛症について詳しく解説していきたいと思います。

とし
とし
まずはあなたもこの記事を読んでAGAかどうか判断してみましょう。

 1なぜ男性はAGAになりやすい?

ではさっそく見ていきましょう。

男性がAGA(男性型脱毛症)になる理由はホルモンと関係があると先程言いましたね。

それは女性にはない男性特有のホルモンが原因なんです。そしてそのホルモンは年齢と比例して生成量が増えていきます。

女性にはそのホルモン数が少ないため薄毛になりにくいのです。

男性がハゲやすく、女性がハゲにくい理由がおわかりになると思います。

男性特有のホルモンについて次の節で詳しく解説しますね。

2. 男性特有ホルモンの正体はジヒドロテストステロン!

この男性特有のホルモンの正体はジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれます。

このジヒドロテストステロンは男性の体を形成する上で大切な役割をしていると同時に髪の成長へ悪影響も及ぼします。

ジヒドロテストステロンは、髪をつくりだす毛母細胞へ栄養を送っている毛乳頭細胞内にある男性ホルモン受容体に取り込まれます。そして毛母細胞の働きを低下させてしまうという厄介な働きをするのです。

これにより毛母細胞の成長は阻害され髪が抜け落ちてしまいます。

そのためAGA予防は、このジヒドロテストステロンを抑制させることが効果的です。

2-1. ジヒドロテストステロンはどのように生成されるのか?

そして実はこのジヒドロテストステロンという物質は元々は男性の体内にはありません。

元々体内にある男性ホルモンのテストステロンαリダクターゼという酵素が結びつくことでジヒドロテストステロンが生成されます。

そしてこの酵素はαリダクターゼ型と5αリダクターゼII型があります。

型は頭頂部や前頭部に多く存在し、II型は後頭部や側頭部に多く存在します。

今まで薄毛をひき起こす原因は5αリダクターゼ型と結合したジヒドロテストステロンであるとされてきました。

薄毛の男性は前頭部や頭頂部に髪がない人が多く、側頭部や後頭部には比較的髪が残っている人が多いのはこの理由からだったのです。

しかし最近では5αリダクターゼII型も少なからず薄毛をひき起こす原因であることがわかってきました。

2-2. ジヒドロテストステロンの感受性がAGAに関連する?

このジヒドロテストステロンは男性なら誰でも生成されます。

でも実際には薄毛になりやすい人となりにくい人がいます。

では薄毛になりやすい人となりにくい人はどのような違いがあるのでしょうか?

それはジヒドロテストステロンの感受性に関係があります。

薄毛になりやすい人は毛乳頭とジヒドロテストステロンとの感受性が強く、より多くの結合によって薄毛への進行が早くなってしまいます。

逆に感受性が弱い人はジヒドロテストステロンが多く生成されたとしても、毛乳頭との結合が少ないため薄毛になりにくいのです。

-3. ジヒドロテストステロンを抑制すれば薄毛は起こらない?

では薄毛の原因となるジヒドロテストステロンを抑制すれば薄毛は抑制されるのでしょうか。

結論を言えば確かにその通りです。

しかし男性ホルモンであるテストステロンも毛髪の育成を阻害するジヒドロテストステロンも(DHT)も男性の体をつくる大切なホルモンです。

AGA治療では男性ホルモンは抑制せずに、この5αリダクターゼを抑制することで抜け毛予防治療をしていきます。

その治療薬というのが僕も12年間服用しているプロペシアです。

プロペシアを服用した体験談の記事があるので合わせてお読みください。

プロペシアの成分であるフィナステリドは直接男性ホルモンであるジヒドロテストステロンを抑制するのではなく、ジヒドロテストステロンに変化させてしまう5αリダクターゼを抑制させる効果があります。

そして5αリダクターゼを抑制させることでジヒドロテストステロンの生成を少なくさせ抜け毛を減少させる効果があります。

ジヒドロテストステロンの生成が減少すれば毛母細胞への働き低下も減るためヘアサイクルが戻るというわけなのです。

 .  AGAは進行性!早めの対策を

AGAの原因やメカニズムを知ったとしてもそれに対する対策をしなければ改善されることはありません。

なぜならAGAは進行性だからです。

何も対策をしないでいると薄毛はどんどん進行していき、数年後には地肌が見えるほどになってしまうでしょう。

残念ながら一度発症してしまうと進行していくのがAGAなのです。

逆にきちんと抜け毛の原因を理解したうえで対策していれば僕のように進行を抑制することが可能です。

対策はしっかりしていきたいところです。

合わせて読みたい記事

. 【まとめ】AGAのメカニズムを知り対策をとることが重要!

これまでの話のまとめです。

AGAについてメカニズムをお分かりいただけたと思います。

大切なことはしくみを理解し、それに対して対策していくことです。

現代ではAGAの治療薬もあり、それを処方してもらえるクリニックも多数あります。

AGAは進行性です。発症してしまえば進行していくだけで決して治ることはありません。

そして髪がなくなってしまってからでは後悔しか残りません。

早いうちに対処し抑制することが本当に大切なのです。

AGAに悩んでいる方は勇気をもってまずはクリニックへ相談してみましょう。

自分の髪の毛をいつまでも大切にしましょう。

  • この記事を書いた人

サイサイ

20代後半から10年以上抜け毛に悩まされてきた30代後半の男。現在は2児の父親。 親族(母方・父方両方)の男性は全員薄毛…。 毎日大量の抜け毛に苦しめられ精神崩壊寸前。日々脱毛に関する情報を死にもの狂いで調べる毎日。さまざまな育毛ケアを試みるが満足な効果を感じられずさらに苦悩。 そんな中、爆発的だった抜け毛を正常な抜け毛本数に減らすことに成功する。以来10数年、毛量はキープできています。今でも育毛ケアには気を使っています。 現在まで調べに調べつくした育毛に関する知識と、抜け毛を抑えることに成功した体験を元に、同じ悩みで苦しんでいる方々へ情報を発信していきます。

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