この記事で分かること
✅ミノキシジルタブレットの副作用の例
✅服用経験がある僕の実例を紹介
育毛歴12年のサイサイです。
近年AGA(男性型脱毛症)に対する研究が進むにつれ、その対策方法やケアもかなり進化してきており、期待も大きくなっています。
個人のAGAに対する意識も上がってきており、昔に比べるとハゲを食い止められる可能性が飛躍しています。
そんな育毛対策を代表する一つに『ミノキシジルタブレット』があります。
ミノキシジルタブレットは発毛がかなり期待できる内服薬です。
しかし服用者の中で副作用がみられたという人が実際にいるのも事実です。
1. ミノキシジルタブレットの副作用の症例
ミノキシジルタブレットを実際に服用して起こった副作用の症例を見ていきましょう。
副作用の症例
①頭皮のかゆみ・炎症
②血圧低下
③心拍数の増加
④頭痛やめまい
⑤手足のむくみ
⑥全身多毛
⑦肝機能障害
①頭皮のかゆみや炎症は誰にでも起こることです。ですからミノタブの服用で発症したという判断はつきにくいです。しかし稀にそのような症例もあります。
②ミノキシジルはもともと高血圧の治療が目的で血管拡張薬として開発された薬です。服用によって血圧が下がってしまうケースも報告されているようです。そのため循環器系が悪い人は副作用のリスクも否めません。
③、④心拍数が上がってしまったり、頭痛やめまいにおそわれるケースもあります。もともと頭痛持ちの方など、より注意が必要かもしれません。
⑤手足のむくみも報告として挙がっているようです。これも疲労などでもみられる症状なので判断が難しいです。普段このような症状がなかった人が急に感じるようになったら注意が必要です。
⑥ミノタブは血管を拡張することで毛を増やす作用があるため、髪の毛以外の体毛も増える(濃くなる)可能性もあります。例としては少ないですが頭に入れておいたほうが良いでしょう。
⑦経口薬にどうしても起こりやすい副作用が肝機能障害です。薬は肝臓によって吸収されるのでその可能性もあることを忘れてはいけません。ただし風邪薬などの薬でも起こる可能性もあるので、もし併用して服用する場合は注意してください。
ただしこれらの症状も服用を中止すればもとに戻ります。万が一症状がでたらすぐに医師に相談してみましょう。
2. 【実例】私に起こった副作用症状!
では次に僕がミノキシジルタブレットを服用していた時に起きた副作用について説明します。
誤解がないように先にお伝えすると、プロペシア錠とミノキシジルタブレットを併用して服用中の時の話になります。
僕が副作用を受けた症例は肝機能数値の上昇でした。いわゆる肝機能障害です。
服用して5カ月目くらいに会社の健康診断があり、見事、血液検査で引っかかってしまったのです。
実際に結果が分かったのは服用6カ月目くらいのこと。
それまでの健康診断では一度も異常が見られたことがないのに、服用後の診断で初めて指摘されたことからタイミング的にもこれが原因では!?とすぐに直感しました。
数値は極端に高いわけではなかったので再検査まではいかないものの、経過を様子見といった感じでした。
2-1. 副作用が出た後の対応
副作用が出た後に実際僕がとった行動は以下になります。
その時の対処
✅クリニックへ相談
✅服用の中止
解説していきます。
まずはすぐにクリニックへ相談しました。ここもクリニックの良いところで、こういった時に親身に相談に乗ってアドバイスをしてくれるところが強みですね。
先生曰く、確かにプロペシアとミノキシジルタブレットのどちらかが原因の可能性は高いが、そもそもプロペシアは副作用の起こる可能性は低いとのこと!
ミノタブに関しても、『もう少し様子を見ながら継続しても良さそうだけど、本人が気になるようだったら服用を中止しましょう。」とアドバイスをもらいました。
医師のアドバイスもあり、多少の葛藤はあったものの一旦プロペシアとミノタブの服用を中止することに決めました。
その理由としては以下の考えがあったからです。
服用を中止した理由
1.身体が第一だったので先ずは服用を辞めて体調を戻したかった
2.このクリニックはプロペシアとミノタブのセット治療しかなかった
3. 育毛サプリメントを試してみたかった
1. 身体が第一だと思った
髪の毛が増えても身体に異常が起きてしまっては本末転倒です。このまま肝機能に影響があるのはリスクが大きいと感じ服用を中止しました。
2. クリニックにプロペシアとミノタブのセット治療しかなかった
本当はプロペシアだけは服用を続けていこうと思ってましたが、通っていたクリニックではプロペシアだけの治療は行っていませんでした。
そして次の理由もあったので一旦プロペシアも中止することにしました。
3. サプリメント治療を試してみたかった
実はひそかにサプリメント治療を試してみたいという気持ちがありました。
サプリメント治療といっても市販で販売しているもので、男性ホルモンを抑制すると言われている成分が含まれた天然素材のサプリメントです。
2-3. 服用を中止した後の様子
いろいろ考えてプロペシアとミノタブの服用を中止したのですが、その後の結果はどうなったかをお伝えします。
結論を言うと、肝機能の数値はもとに戻りました。服用を辞めて3カ月ほど経って再度血液検査をした結果なので間違いありません。
ちなみにプロペシアを中止したことにより抜け毛がまた増えてしまいました。(サプリメントではやはり効果が得られなかったんですよね)
そのため別のクリニックでプロペシアのみの治療を続けていますが12年経っても副作用は見られていません。
3. ミノタブは医師の診断のもと服用するのがベスト
ミノタブは発毛に効果抜群の経口薬ですが、AGA治療薬として全ての国で承認されていません。よって個人で購入し服用することはおすすめできません。
ミノタブを取り扱っている専門クリニックで医師の処方を受けて服用するのがベストです。
もし副作用が出たとしても医師がしっかりとサポートしてくれるので安心です。
大事なのは服用のリスクより先に安心できる環境で服用できるかです!
自分に合うか合わないかは服用してみなければわかりません。
先ずはAGAクリニックで専門医師としっかり話し納得したうえで治療をしてくださいね。
そうすればきっとあなたの悩みも解消され、ずっと自分の髪の毛で明るい未来になるはずですから。